ドイツでたまに慣れないことがあって、どうしようもなく悶々とするとき、この概念はこの国には(もしかしたら日本以外には)無いかもしれないという結論に至ることが多々あって。
前々から気づいてたけど、最近暑いから尚更だけど、ブラジャーが見えてる女性が多いこと。ひもがちらっと見えているのは普通で、下着の6割くらいあらわになってる人もちらほらお見かけする。
今週末は暑かったからタンクトップが人気。でもタンクトップから見えないようにするとか、響かない下着を選ぶとか、その類の考え方はもしかしたら、無い。
だんだん悶々としてきた。下着が見えないようにするのは日本のマナー?本人は恥ずかしくない?みんな、何とも思わないのかしら。。。
よくよく考えてみたみると、彼らは直接的に誰にも迷惑を掛けてはいない。そもそも、これは女性だけの問題なのか?私は腰パンしている若い男性を見ても、なんかもやもやするとか、みっともないとか、特に思わない。これもちょっと不平等である。
セレブの世界では、私が敬愛するLady Gagaや新生パリジェンヌであるJanne Damasはフリーニップル主義者で、今やそれ一種のトレンドらしい。ブラ紐が見えるより格段に由々しき問題なはずなのに、彼らの写真のおしゃれさからか、このスタイルもだんだんとオシャレに思えてくるような。
ひとまずの結論としては、私もこの社会では「みっともない」わたしでいることが許されるので、それを謳歌してみるのもアリかな、でもやっぱナシかな。自分が自由でいるためには、他の人の自由も許さなくちゃいけない。MOTTAINAIが結構前にブームになったけど、MITTOMONAIもなかなか日本的な価値観。自分の中に小さな日本があるのを、こうやってたまに発見したり。