BERLIN HANCHIKA nikki

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ベルリンに住んでからのあれこれ。

面接して、いろいろ気づき

先週の火曜日、こちらに来てからはじめて仕事の面接へ行ってきました。

結論から話すと、お互いの要望があまり一致していなかったので、ここで働くことは無さそうです。ただ、今回面接に行っていい収穫があって、それは自分の考えがもっとクリアになったこと。自分で自分に問いかけても曖昧な答えしか出ないし、周りに流されそうにもなります。でも、嘘がつけない状況で誰かにシンプルに問いかけられると、、自分に対しても嘘がつけないんだなと。ちょっと自分のなかで気持ちの整理ができた気がします。

ドイツでの就職や仕事の体験談はネット上に山程ありますが、私は極力見ないようにしています。というのも、一口にドイツで働くといっても、その人が経歴、語学力、性格含めどんな人なのかによって、その経験は全く変わってくるはずです。職場によっても環境は千差万別だろうし、Praktikumにも今回のような即戦力を求めているものから、育成もしてくれる職場まであるはずです。日本語で検索すると更に検索結果は狭まって、特定の人の経験が、あたかもドイツ全土に当てはまるような気さえしてしまいます。

ドイツでは就職にせよ、生活にせよ、まだまだ不明点が多いけど、自分で行動してみて、自分の目で確かめて、一つずつクリアにしていければ全然OKなのです。どこかの誰かが何かを無理だと決めつけても、やってみなきゃ全く分からない。それはここ数年で、わたし自身が理解してきたことでした。

もし私が今迷路にいるのだとしたら、目の前の壁にえいとぶつかってみて「こうすれば壊れるの壁なんだなー」とか、「この壁の向こうにあんま興味なかったなー」と気づきを得たりするようなフェーズなのかなと思っています。

とか言いつつ、私も仙人のように人生を悠々と達観できる心の持ち主ではないので、普通に日々焦ったり凹んだりしております。でも、心の基本設定として、そういうフェーズなんだと思うようにしています。

わたしは過去のブログ記事で無理にキャリアをつなげなくてもいいとか提言してたくせに(下記)最近は前職関連で仕事を探していました。言い訳をすると、何もかも新しいであろう環境の中でも「仕事内容をある程度理解している」という安心感があるし(ステイブルな安心感はブランニューな環境で生きている私にとってはやっぱり重要なのです。。。)、また未経験の興味のある分野への橋渡しになってくれそうだったから。

zweitesfruehstueck.hatenablog.com

余談ですが、最近古本屋のバイトする人が凄くカッコよく見えてます。ちょっと昔の書生みたいな感じが良いのです。

そんなこんなで、私は元気です。日々なすことが刺激強すぎて、もっと楽に生きたいなとふと思ったり。でも、こんな毎日も悪くないかもしれません。